カード・クニッフェル(Karten Kniffel)

【作者】
【メーカー】Schmidt
【プレイ人数】3-6
【時間】1時間

【概要&FGCでの楽しみ方】

9種類の役を作ることを目指すカード・ゲームです。
ダイス・ゲームのヨット(あるいはその製品版の「ヤッツィー」)とスタッド・ポーカーを足して2で割ったようなゲームです。

各プレーヤーには手札が6枚配られます。全員が、この中から1枚を選んで前に伏せておきます。その後、スタートプレーヤーから順に、山札から1枚取り、伏せたカードの隣に手札から1枚を表を向けておいていきます。伏せたカードも含めて5枚になったらスタートプレーヤーから5枚のカードできる役を宣言します。ゲームは9ラウンドを行い、ツーペアからファイブカード(クニッフェルと呼ばれます)までのポーカーに似た9種の役を作るのですが、1人のプレーヤーはゲーム中、1つの役を1回しか宣言できません。さらに1ラウンド中に1つの役は1人のプレーヤーしか宣言できません。もし同じ役を宣言したプレーヤーが複数いたら、基本的にはそれに含まれるカードのランクの高いプレーヤーだけが得点できます。

なお補足しておきますが、ワイルドカードとしてジョーカーがあります。しかし、これを使うと得点はマイナスされます。また、山札以外に表になっているカードが場にあって、それを取ることもできますが、そのときは手札から代わりに場に1枚提供しなければなりません。その上に山札から場へ1枚めくるので、表になるカードは増え、他プレーヤーの選択が増えることになります。逆に手札は減ります。
 このゲームは、手札からどの役から作っていくかという自分との戦いの要素と、他のプレーヤーの様子次第でどの役を宣言するかという駆け引きの要素の二つがからんでいます。4枚のカードは全員がさらしているわけなので、それを見て同じ役を宣言しては勝てそうもないと思ったらより安い役を宣言する必要があります。しかし得点の高い役はそう簡単にできないために終盤に苦しくなります。トランプのカードと構成が違うのでファイブカードなどという役がありますが、やはりこれは難しいです。宣言の順番も大事です。
 既存のゲームをたいへんよく組み合わせた印象です。運もあり、一方で駆け引きがものをいう楽しいゲームです。

(美化委員)

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