手抜き工事 (Pfusch)

【作者】H. Bilz, P. Gutbrod, R. Krohn
【メーカー】Fun Connection
【プレイ人数】2-5
【時間】40分

pfsch pr

【概要&FGCでの楽しみ方】

粘土を使った工事のゲームです。

プレーヤーは自分の色を選び、その色のつい立てと粘土、そして木製キューブ、ワイロ・チップなどを一式受け取ります。


手番ではボード上の自分の現場に建築ブロックを1つ置きます。規格に合った建築ブロックは木のキューブを粘土で包んだもので、本来はこれで建築するべきなのですが、木のキューブはコストがかかります。ゲーム終了時に未使用の木製キューブはお金になるので、できれば木のキューブは残しておきたいのです。そこで手抜きということが考えられます。つまり、粘土だけでそれらしくブロックの形を整え、それで建築するわけです。

全員が1つブロックを置いたら、査察のための入札が行われます。ワイロ・チップを1つ選び一斉に公開します。最も高いチップを出したプレーヤーが、怪しいブロックの1つを査察棒(大きな爪楊枝のようなもの)で刺します。当然、手抜きであれば木製キューブが入っていないので深く突き刺さります。手抜きが発覚したら、そこの工事現場の資材はすべて没収されます。その後同じプレーヤーの手抜きが発覚したら、未使用の木のキューブを出さねばならず、3度目に発覚したときにゲームから脱落します。

建築現場にかかれている数字の分だけブロックが置かれたらその建物は完成となり、また別の現場で建築を行います。完成した建物は査察の対象になりません。

以上を12ヶ月(12ラウンド)行ってゲーム終了です。完成した建物に使われたブロック、未使用の木のキューブ、建築中のブロックが得点源となります。得点の多いプレーヤーの勝ちです。


そんなに種類のない粘土ゲームです(あとは「バルバロッサ」くらいですか)。当会のメンバーはひたすら捏ねています。作る形に個性が表れますし、ブラフの要素があるのでゲームとしてたいへん面白いのですが、やっぱりうちのメンバーは粘土を捏ねる合間にゲームをしているようにも見えます。それでも、査察の棒でさして貫通したときにはニヤッとしてしまいますね。


付属の粘土はべとべとしていて色と臭いが手に付きやすく、小麦粘土で代用したいのですが、分量も大事ですから当会ではそのまま使っています。長いこと粘土で遊ぶ快感を忘れている、いい歳をした大人たちにおすすめのゲームです。

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(美化委員)

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