【作者】R. Knizia
【メーカー】Hans im Glueck
【プレイ人数】2-4人
【時間】45分
【概要&FGCでの楽しみ方】
市場にお店を出して、いいお客を呼び込み、お金を儲けるゲームです。
商売やビジネスのゲームだと勘違いされそうですが、やっているときはほとんどそのような感じはしません。ゲーム自体は抽象的な印象です。
市場は30マスから構成されています。プレーヤーはそれぞれ円形の木でできている自分の色のお店コマをもちます。ボードのマスにお店を配置して儲けるわけですが、お客がいなければ収入はありません。縦でも横でも、自分の店があるのと同じ列にお客タイルが配置されれば収入になります。
手番では基本的に、自分のお店を配置するか、裏返しになっているタイルの山から1枚引いて配置するかのいずれかです。ラウンドのはじめに1枚だけタイルを引いていて、それは各々が何のタイルか知っているのでそれを配置することも可能です。もちろん、これはラウンドに1回だけしかできません。いいお客のタイルならばいいのですが、赤い数字の書かれたタイルは好ましくない人物で、逆にお金を取られる可能性があります。また、お客が購買意欲を喪失する「悪の眼」タイルや、列が分断される火事タイル、得失点が倍になるタイルがあります。
市場がいっぱいになったらラウンド終了です。縦と横のそれぞれの列ごとに決算をします。お店コマの線の数に、お客タイルに書かれた数字の合計を掛けたものが収入となりますが、赤い数字の書かれたタイルはマイナスとなり、お客タイルの数字から引きます。「悪の眼」タイルがあればマイナスだけ計算します。決算が終わったらタイルとお店を元に戻し、これを3ラウンド繰り返します。
たいへんシンプルで無駄のないクニツィアならではのゲームです。縦横の列をにらみながらお店を出すタイミングは悩みますが、タイルはほとんど運ですし、だんだんと置く場所も限られてきますのでそれほど考え込むゲームでもありません。駆け引きもあって、楽しめるゲームです。とくに複雑なゲームが多い昨今、ゲームになれない人でもすぐにできるだろうと思われます。ある意味で、本当にゲームらしいゲームといえるかもしれません。
(美化委員)