【作者】U. Rosenberg
【メーカー】Amigo
【プレイ人数】2人(または1人)
【時間】30分
【概要&FGCでの楽しみ方】
豆を植えるゲーム「ボーナンザ」の2人用です。拡張セットではなく、独立したゲームです。
「ボーナンザ」でお馴染みの豆も出てきます。共通点はそれだけではなく、手札の順序は替えられないという点や収穫の方法、多くのお金を稼いだ人の勝ちなど基本は同じです。
手番は少し込み入っています。マフィアの親分2人が(名前は「ゴッドファーザー」のパロディです)が事実上第三のプレーヤーの役割をします。マフィアはマフィアで豆を集めていて、手番の初めにプレーヤーがマフィアと同じ豆を植えていれば1枚上納しなければなりません。その後、自分の畑に植え、山札から3枚めくります。このとき、マフィアと同じ豆であればそちらに取られますので新たにめくります。捨て札の上のカードと同じカードがめくられたら捨て札からもってくることもできたりしてややこしいですが、とにかく3枚になったら都合のいい豆は自分の畑に植えてもかまいませんし、そのままにしてもかまいません。残った豆は次のプレーヤーの手番のときに処理されます。
「ボーナンザ」との大きな違いは交渉がないことです。順序をいじれない手札の調整を交渉によって行うのが「ボーナンザ」の面白さですが、その役割をするのがマフィアとなります。マフィアは目標金額の豆が集まれば自動的に収穫となりますし、豆が集まりやすいですから有利です。したがって、このゲームはマフィアが緩衝役であり、また(人間の)2人のプレーヤー共通の敵でもあります。
2人用ゲームは直に利害が絡むとつぶし合いの激しいゲームになります。そこに面白さを感じる人と、きつさを感じる人がいるでしょう。このゲームは間にマフィアがいるのでつぶし合いのゲームとはなりにくいと思います。本来1人で遊ぶためのトランプのペイシェンス(ソリテア)には2人で並行してプレイするものがありますが、その感覚に似ているのかもしれません。もちろんマフィアの畑に相手が集めている豆を植えて妨害したりという作戦もあるので一概には比較できませんが、感覚としてはそのような感じです。
「ボーナンザ」が好きな人ならルールも理解しやすいですし、ボーナンザの世界にひたって、ほのぼのと楽しめます。2人で何かやりたいとき気軽に選べるゲームです。「ボーナンザ」を知らない人がこれをプレイするとどうなのでしょうかね。聞いてみたい。
★箱
(美化委員)