【作者】K. Hartwig
【メーカー】alea
【プレイ人数】3-5人
【時間】70分
【概要&FGCでの楽しみ方】
商店街を作っていく交渉ゲームです。
ボードにはいくつかの区画に分かれたチャイナタウンが描かれています。各区画がさらにマス目に分割されてそれぞれに数字で番地が書かれています。このマスにお店のタイルを置いて商店街を形成していきます。
ラウンドの始めに数字が書いてあるカードが配られます。それにしたがって自分の所有地を決めます。
そして、そのあと店タイルを引きます。引く数はラウンドによって異なります。このタイルは全員に見えるように置きます。タイルには「時計屋」や「魚屋」、「秘密警察」といった商売の種類と3から6までの数字が書いてあります。同種のタイルをその数字だけ隣接させると収入が大きくなります。店の規模が大きくなるわけです。ただし、当然それは自分の所有する店でなくてはいけません。同じ種類の店だといっても他人の所有する店であれば単に商売敵で、隣接しても数にいれません。またその数字以上に隣接させたところで特にボーナスはありません。
タイルを引き終わったら交渉の開始です。一旦ボードに配置された店タイルを移動させることは禁じられていますが、それ以外は何を交渉のタネに使ってもかまいません。まだ手元にあるタイル同士を交換してもいいですし、土地の所有権だけを交換しても、お金で買っても、また店ごと土地を交換してもいいのです。
交渉が終わったら、手元にある店タイルを好きなだけ自分の所有する土地に配置していきます。次に収入です。ボードに配置した店にあわせてお金を獲得します。最大規模(タイルに書かれた数字)になっている商店はいい収入になります。最後にボーナス・カードをめくります。タイルによってボーナスを得ることがありますが、「ボーナス無し」のカードもあります。
これを数ラウンド行ってお金の最も多いプレーヤーの勝ちです。
得点計算の簡単な「メトロポリス」といった感じのゲームです。何といっても交渉大好きの当会ですから、大変好まれているゲームです。カードの運もあって、まとまった土地を所有できればいいのですが、飛び飛びの土地をばらばらとしか得られないときがあります。ここで運ゲームとあきらめてはいけないので、むしろそこから交渉でどうやって挽回するかが勝負です。利害関係にうまく絡めず、みんなが交渉しているときにひとりぼっちになるのは寂しいですから、人の店の間に食い込むなどの手段を弄するのもやり方です。こういうとあくどいゲームのようですが、「提供する」という印象の強い交渉なので後味は爽やかです。
箱
(美化委員)