カタンの開拓者たち(Die Siedler von Catan)

【作者】K. Teuber
【メーカー】Kosmos
【プレイ人数】3-4
【時間】1時間20分

【概要&FGCでの楽しみ方】

カタン島を開拓していくゲームです。
  と、改めて書くのもまた新鮮です。それほど広く知られたゲームといえましょう。
 6角形の地形タイルを決められた大きさに配置していきます。これがカタン島となります。タイルの配置によって毎回異なる地形の島ができることとなります。さらに島の周りに港と海のタイルを配置していきます。
 各地形に2から12の数字のチップをおいていきます。この数字は後述するように資源収入に関係しますので、それをにらみながら各プレーヤーは3枚の地形タイルの交点のうち2ヶ所に開拓地をそれぞれ1つずつ、そしてその開拓地から道を1本ずつ延ばします。これで初期配置が完了です。

手番では、まずサイコロを2つ振ります。この出目の合計に対応する数字チップがある地形は資源を産出します。手番プレーヤーにかかわらず、資源を産出する地形に隣接する開拓地をもつプレーヤーは資源を獲得します。
 この資源をもとに道路を延ばし、開拓地を新たに建設し、さらには開拓地を都市に発展させることがゲームの主な目的です。何を建設するかによって必要とされる資源が定められています。森からは木材というように、産出する資源は地形によって決まっています。したがって、まずできるだけ開拓地をいろいろな地形に隣接させることが重要ですし、また出目の確率が低い数字は避けねばなりません。それでもどうしても必要な資源が手に入らないときは、他のプレーヤーと交渉したり、一定の資源を輸出したりして獲得します。詳しくいうときりがないですが、こうしたことを手番で行うわけです。
 所有する開拓地、都市がそれぞれ1勝利ポイント、2勝利ポイントとなっています。また発展カードというカードの中に勝利ポイントがあったり、7の出目のときに動き出す盗賊を追い払う騎士のカードをプレイしたり、長い道路を建設したりしても勝利ポイントが獲得できます。合計で10勝利ポイントを獲得したプレーヤーの勝利です。

今さらという気がしますが、ドイツ・ゲームの代名詞といってもいいでしょう。当会のメンバーにもこれではまった人がいます。ボードの多様さ、コンポーネントの美しさ、戦略と運、交渉、カードプレイ、適度に理解しやすいルールというように、競りの要素こそないものの楽しい要素がバランスよく配合されているゲームですから(あえていえばサイコロ運の要素がやや強いと感じますが)、初心者の人とやるときはドイツ・ゲームの魅力を知ってもらうために結局これを選んでしまいます。
 4人でやるのがベストでしょう。しかし、3人でやる「カタン」を当会では「のびのびカタン」といっているくらい、広々と気持ち良くプレイできます。また当会では穀物のことを日本人らしく「稲穂」と呼んでいますので、プレイレポートにもしばしばその表現が出てくると思います。あしからず。

各種拡張セットは別項で紹介することにしましょう。カプコン版も出ていますが所持していないので、以上はドイツ・オリジナル版(またはトライ・ソフト版)の紹介だとお考えください。

(美化委員)

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