【作者】S. Dorra
【メーカー】Goldsieber
【プレイ人数】3-4人
【時間】1時間
【概要&FGCでの楽しみ方】
変動パートナー制のトリックテイキングです。
3人でも遊べますが、もともとは4人用のカードゲームでしょう。
カードが配られた後、手札を見ながら各プレーヤーはトランプやスタート・プレーヤー、捨て札(いわゆるwidow)の数などの項目を決めていきます。この決め方がポイントで、プレーヤーは「これにしたい」と言うことはできません。「ニエット(ロシア語のノー)」というタイトルが示す通り、「これはいやだ」という仕方で否定的に決めていくわけです。プレーヤーは順にひとつずつ黒いマーカーをボード上のやりたくない個所に載せていきます。たとえば「トランプは青色はいやだ」と思ったら青の上に載せるのです。各項目で残ったものが、そのディールで有効になります。
スタート・プレーヤーになった人はパートナーを指名します。残りの人同士もパートナーとなり、暫定的なパートナー対パートナーの戦いになります。
プレイ自体は比較的よくあるマスト・フォローのトリックテイキングです。すべてのトリックが終わったら、得点計算をして、またカードを配り直し、上記の手順を踏んで新たにパートナーを組みます。これを8ディール(ラウンド)行い、もっとも得点の多い人が勝ちです。
とにかく消去法で決めていくのがユニークです。やりたくないのを消すことはできますが、やりたいことも他プレーヤーに消されることが多いのでじりじりします。手札の悪いプレーヤーとパートナーを組まされた人はいい災難で、逆に手札が悪ければ自らスタート・プレーヤーとなり、トップの人をパートナーにして足を引っ張るという「子泣き爺作戦」もとれます。当会にもそれを得意にしている人がいるとか、いないとか。
プレイそのものはトリックテイキングの一般的なテクニックが使えますのでやりやすいですし、プレーヤー同士の駆け引きが加わってやりがいのあるゲームになっています。
(美化委員)