ソートウェーブ(Thoughtwave)

【作者】E. Solomon
【メーカー】Intellect
【プレイ人数】2
【時間】15分

thoughtwave$gd02$400

【概要&FGCでの楽しみ方】

 自分の望む方へ思考の波をつなげていく対戦ゲームです。

 何がなんだかわからないと思いますが、要するに経路の描かれたタイルを配置していって、ゲームボードの向かい合った自分の2辺をつなげれば勝ちです。ボードは正方形で、相手はもう一組の向かい合った2辺をつなごうとします。

 タイルは5種類、計24枚あります。手番では、その一つをボードに配置します。どこに置いてもかまいませんが、すでに置いてあるタイルに辺を接して配置するときには、経路が途切れないようにしなければいけません。

 いったん配置したタイル上の経路は誰のものでもありません。両プレーヤーが利用できます。

上記のように自分の担当する2辺を経路でつなげれば勝ちです。もし自分の経路と同時に相手の経路もつながってしまったら、つながるタイルを配置したプレーヤーの勝利です。

念のために付言しておくと、この経路が「思考波」でボードはうっすらと脳味噌の絵が描かれています。

 今でいえば何となくノイヴァールの作ったゲームみたいですし、経路形成ゲームとしては極めてオーソドックスですが、そこはさすがに1970年代のソロモンのゲーム、彼らしい深みがあります。あからさまにつなげていくとスピード勝負となり、考える余地はないのですが、大まかな未来の経路を読み込んでボードを広く活用しながら配置すると、思考とともにある種の感覚が研ぎすまされるゲームとなります。互いの経路に便乗できるために、相手との競合に独特の見方が必要になるかもしれません。好みは分かれるでしょうが、上達する可能性のある奥深いゲームです。

thoughtwave$gd01$400


(美化委員)

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