対決の部屋 001 囲碁・将棋(2003/4/27)

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 二人用のゲームをやるということになると、アブストラクトゲームは避けて通れません。今日の対決は伝統ある二人用アブストラクトゲーム2連発です。

囲碁(九路盤

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 The Book of Classic Board Games, collected by Sid Sackson and the editors of Klutz pressという子供向けのゲーム本(英語)があります。その中で、碁は次のように紹介されています。囲碁は人工のものとは思えないほどルールが洗練されており、あたかも自然界から発見されたようなゲームだ、宇宙にもうひとつ知的生命体が存在する惑星があったなら、おそらくその星でも同じゲームがあるに違いない、と。なんと素敵な解説ではありませんか、ぽーっとなった私は翌日すぐに碁石と碁盤を買いに走りました。それからは入門書を読み、簡単な詰め碁をやり、コンピュータと対戦をし、などしておりましたが、人とやるのは今日が初めてです。
 アブストラクトゲームは運の要素がないだけ負けると悔しい。負けるのは悔しいけれど、試合中はヘボなりにあれこれと考えて、会心の手を打てたり、相手の着想に感心したり、面白い。だからやめられません。
 さて、1度目の対決は美化委員の黒番。19路盤のように「布石」などと、のんびり、とびとびに打っていたらあっという間に美化委員に食い荒らされて、完敗。やった気がしないので、もう一度。今度は私も注意して守って、接戦になりました。1目くらい私が勝ったかな。もっと勉強しなければ。


将棋(美化委員六枚落ち)

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 美化委員は小学校時代に将棋クラブにいたほど昔から馴染んでいるゲームですが、私はついこの間駒の動かし方を覚えたばかりの初心者。角や飛車が一旦裏返ると果たして前身が何だったのか、いちいち駒を裏返して調べるという有様です。使う駒と盤は、美化委員のもの。長い年月ですっかり変色しています。「金」は一枚犬の歯形がついていて、「角」は何故か3枚あるぞ。今日までに、詰め将棋はちょくちょく解いていたけれど、7手詰めでまできてギブアップ。一体どうやったら何十手も先を読めるようになるのか見当もつきません。
 6枚落ち、とは香車、桂馬、飛車、角落ちということですが、それでも初戦はあっけなく負けました。あまりに頭に来たので「もうやらない」と一度は言ったものの、数秒後に「やっぱりもう一回やろう」。美化委員曰く「大駒(飛車、角)をもっと動かしてばんばん馬や竜を作った方がいいよ」ということなので、あまり守ることにとらわれず(というより、どうやって守ったら良いのか分からない)、2回目は積極的に相手の陣地に飛び込んでいきました。攻めることに夢中で王手をかけられているのに気づかなかったりしましたが、美化委員のお情け、サービスもあってなんとか勝つ。後で即詰みを逃していることを指摘されてちょっと落ち込む。難しいのう。

というわけで、今回の対決は二勝二敗の五分。

(ダジャレ委員)

【美化委員謹言】
最近、また将棋をやり始めた。そういえばロバ王とは小学生のときよくやったけれど、ヤツは山崩しの方が好きだった。まだダジャレ委員とは差がありそうだ。
囲碁の方は、かつて川端康成の『名人』を読んで感銘を受けたのをきっかけに、やりかたはひととおり覚えた。しかし、その程度で差はないと思う。

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