今回の対決はクニツィアの二人用ゲーム、ショッテントッテです。
非常にルールのシンプルなゲームです。ダジャレ委員はこのゲームの進化形の「バトルライン」でも美化委員と対決したことがありますが、これはかなり前の話。ショッテン・トッテは新鮮な気持ちで臨みました。
一通り美化委員から説明を受けます。さあ対決開始!
勝利条件は3つ連続した石を取るか、合計で5つの石を取るかです。(石、といっても、本物の石ではありません、カードに描かれた石です。)とりあえず真ん中の石を取ると連続した石が取りやすいかと考えて、先手の私は真ん中から強いカードを配置しました。手番には必ず一枚カードを置かなければなりませんが、補充する時に良いカードが来るとは限りませんので、すべての石で勝つことはもとより不可能です。そこで、どの石のところでどれくらいの強さの役を目指すか、ということに頭を悩ませる事になります。時には思い切りもしかし時には我慢も大切、というジレンマたっぷり。相手もこっちの出したカードと石の場所とを考えて手を打ってきますから、それにも柔軟に応じなければなりません。最初はこちらの手札の巡り合わせがよく、私が勝利。2試合目は1試合目より手札の善し悪しがはっきりしませんでした。ほぼ同じ様なカードの引き。そうなると、戦略に秀で、ちょっとした賭けに勝った方が勝利を収めます。私は途中から判断が優柔不断になって、防戦一方。三つ連続して取られるのは何とか防いだものの合計で5つの石を取られて悔しい負け。小さい兵士も場合によっては強いのよね。もっと大事にしなければ。でも、実に面白い、やりごたえのある試合でした。
普通のゲームなら一勝一敗になったところで、どちらが言うともなしに「もういいかな」という感じが漂うのですが、このゲームはさながら軽く塩を振った揚げたての細切りジャガイモのように後をひきます。せっかく面白くなってきたので、このままで終わるのは勿体ない。
3試合目も微妙な手札、カードの引きでした。あー、パスしたい!!というような中途半端な手札。でも相手も同じ様な状況のはずです。辛抱強く地道に役を作っていたら3連続の石を取ることは出来なかったものの、5つの石を取ることができ、勝利!
ゲーム自体は軽い印象で、バトルラインよりも手軽にクニツィアジレンマを味わえると思います。美化委員がゲーム紹介で述べておりますように、スコットランド人になった気持ちで運命の石を取り合ってはいかがでしょうか。
(ダジャレ委員)
【美化委員謹言】
対戦型カードゲームの勝率はいい方ではない。しかし、嫌いではない。「ショッテントッテ」はクニツィアらしいよいゲームだと思う。ユーモアとシンプルさを考慮すれば、個人的には「バトルライン」より好きである。この手のゲームはダジャレ委員の得意とするところで、私は駆け引きよりも自分の策に溺れてどっちつかずの結果に終わってしまうことが多い。