ゴールド・ラッシュ (Goldrausch)

【作者】R. Knizia
【メーカー】Hans im Glueck
【プレイ人数】2-5人
【時間】30分

goldrausch$gd01$400

【概要&FGCでの楽しみ方】

 一攫千金を狙うカードゲームです。

 お金に群がるのは山師や贋金作り、ならず者といった6種類の人間たちです。人物カードはこの6種類のどれかに属していて、各種類5枚ずつあります。それからいろいろな価値の金カードがありますが、なかには全く価値のない贋金カードが半分含まれています。人物カードと金カードをよく混ぜて山札にします。人物カードは種類ごとに列に並べられますので、その目印のために金色のカードを縦に6枚並べます。プレーヤーは自分の色を決めてチップを3つ受け取り、それで準備は完了です。

 手番では、山札から一枚めくります。人物カードが出たら対応する列の左側に並べます。金カードがめくられたら、贋金であるか否かにかかわらず、人物カードの置かれている列の右側に並べます。最大で1列6枚まで並べることができます。もし人物カードがない、もしくはもう置けない場合は、空いているところに自由に並べます。

 人物カードが出たら、その種類の目印カードの上にチップを1枚置くことができます。

 すべてのカードが置かれたらゲームは終了です。チップが置かれている列ごとに金の価値を合計します。それをチップの枚数で割り、得点となります。これをすべての列で計算し、各プレーヤーの得点を出し、最も得点をした人が勝利です。

 何と言うことはないルールです。しかし、これがなかなか駆け引きや決断の要素がたっぷりあって楽しいゲームです。チップは一度置いたら動かせませんのでいつ置くかが難しいのです。早めに置きすぎると、他のプレーヤーにその列に贋金を置かれてしまいますし、「金が豊富な列を見極めてから」などと悠長に構えているとうまく人物カードが出てくれなくて、チップを置けずじまいになることもあります。1人でチップを置けば分け前は増えますが、複数のプレーヤーがチップを置いていると、協力して高い価値の金カードを置くということもできます。そんなわけで、協力と邪魔のバランスもあって駆け引きが生じるわけです。

 大きなゲームの合間に、あるいはゲーム会のスタートのゲームとしてよろしいかと思います。早めにチップを置き、自らのカードの引きを頼みにして博打をうつか、あるいはハイエナのようにあとから分け前を狙いに行くか、小ぶりながらゲーム勘を呼び覚まされるゲームということです。

goldrausch0428


(美化委員)

© Fontiva 2018