対決の部屋 014  タブラ・ラサ(Tabula Rasa)


最初はこのゲームのタイトルをTabula Rosaだと思ってました。薔薇の板、なんて、素敵!と思っていたら博識の美化委員に、そんな解釈はラテン語の文法的に誤りだ、そもそもrosaではなくrasaであり、tabula rasaは何も書いていない板、などの意味だ、これは常識ではないか、と言われました。うーん、恥ずかしながら知りませんでした。

tablarasa pr01 300


気を取り直して、対決です。ショッテン・トッテ、バトルラインなどと同様、カードを配置してマーカーを取りにいくゲームです。詳しいルールは美化委員がいずれゲーム紹介で書きますし、他サイトでも概略を知ることはできますので、そちらを参照ください。

ざっと説明を受けた限りでは、ショッテン・トッテのバリエーション、という印象。私は得点の高い領地、つまり、領地の色でフォローしなければならない領地を狙ってプレーをしました。相手の出すカードを見ながら、そして場に出たカードの数をカウンティングしながら手番を進めていく感覚は、ショッテン・トッテと非常に似ています。領地の価値がいろいろということ、最初に3つ連続した領地を取った人にボーナスポイントが与えられること、カードを2枚最初に抜いておくという点が特徴でしょうか。こんな簡単な工夫で、またひとつ新しいゲームを成立させてしまう軽快さに脱帽です。結果ですが、低い点数の領地でボーナス点を取った美化委員に僅差で敗れました。

ショッテン・トッテよりシステムは複雑ですが、その複雑になった部分をどう評価するかは、プレーヤーの好みにより分かれるところでしょう。個人的には、ショッテン・トッテの単純さが好もしいです。クニツィア独特の、バランスのよい、ジレンマが楽しいゲームです。


(ダジャレ委員)


【美化委員謹言】

まあ「ロストシティ」風でもあるね。カードの数値ではなく枚数だけで勝負が決まり、またカードの置ける場所が限定されているので、カードの役で勝負が決まる「ショッテン・トッテ」よりシンプルに私は感じた。気の利いたゲームでなかなか楽しいが、結構場所を取るな。うちのコタツじゃ、ちと狭い。

© Fontiva 2018