対決の部屋 020  クリベッジ (Cribbage) 角館対決


杣(そま)温泉対決から一夜、春のような気温であった昨日とは逆に雪や風の荒れ模様です。それでも宿の送りの車も秋田縦貫鉄道も猛スピードで走ります。地元の人によればこんな程度では「吹雪ではない」そうですから、おびえているのは都会人だけということなのでしょう。角館駅に到着してホテルに向かうまでの10分は、フードを被っても顔にたたきつけるように降ってくる雪に、非常に長い時間に感じられました。この時期に秋田に来たからには雪は覚悟の上ですので、昼間はしっかりと市内を観光いたしました。

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夕食は美味しく頂いたものの、どうやら美化委員が軽い風邪をひいた模様。こんなんじゃあゲームは無理ね、と思っていたところ、「クリベッジなら良い」との仰せ。手製の点数マーカーで対決開始です。

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60点付近まではシーソーゲームでした。監視役相手に2連敗中の私は慎重にクリブを選び、カードを置き、かなり手札運の良い美化委員を相手になんとか付いていったのです。ですが、後半にぶっちぎられました。昨日のバックギャモンと違って、結果的にも理論的にも誤った手は一つも打っていないはずです。でもランの手が来ない(ダブルランやトリプルランの手もこない)。自分がディーラーの時の手が悪い。どんなに手広く待っていてもスターターは希望のものはひっくり返らない。ああ、一体わたくしが何をしたというのか・・・。

対決後、美化委員は誇らしげに「師匠とあおげ」などと言っていたけれど、それはもっと渋いハンドで勝ったときに言ってください。あんなに勝負の神様がニコニコ微笑んでいる人は師匠などではありません!

というわけで、秋田対決は2勝1敗で美化委員。封印された八ヶ岳対決(2003年夏、美化委員圧勝につきプレーレポートなし)といい、旅先で強い美化委員なのでした。

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(ダジャレ委員)


【美化委員謹言】

前日の山深い温泉とはうってかわって洗練された角館のホテルは現代的だった。突風の吹く厳しい天候の中、武家屋敷を一通りまわったら風邪を引いたらしい。早めに部屋に引っ込んで、やっぱりやることもない。それほどひどい症状でもなかったからクリベッジをやった。去年あたりから勝率がいい。


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