トラックスの日本版を発掘した町のおもちゃやさんからのもうひとつの発掘がありました。ニュージーランド生まれの「コネクションゲーム」です。トラックスもニュージーランド生まれでした。この南の国の人々に関する私の知識は「ニュージーランド人はみな手に鋏を持って生まれてくる」というくらい園芸の盛んなところ、ということに尽きます。クライストチャーチのゲッセマネガーデンは死ぬ前に一度は訪れたいところですが、そんなニュージーランドにアブストラクト・ゲーム大国の一面もあったんですね。
黒いプラスティック製の四角いボードに赤と白の正方形のドットが並んでいます。プレーヤーは赤と白に分かれ、自分の色の六角形タイルを持ちます。プラスティックの留め具がとてもよい感じです。手番では、六角タイル(線が一本書かれている)を一枚、同じ色のドットとドットをつなげるようにおきます。赤のドット二つの間に白の道を置いてはいけない、ということです。手番を交互に繰り返していって、次の三つの勝利条件のうち一つを先に満たしたほうが勝ち。(1)敵色のドットをひとつ完全に囲い込む、(2)敵の道をひとつ完全に囲い込む、(3)端と端にある自分の色のドットを道でつなぐ。いかにもアブストラクト・ゲームらしいシンプルで考えさせられるゲームです。
ちょっと盤に工夫した五目並べといった感じ。こういうゲームは美化委員に歯が立たないのよねーと思っていたら案の定めった負けでした。当たり前のことだけれど、次の一手で勝利条件のどちらかが必ず完成する、といった布陣に持ち込まなければならない。美化委員を恐れるがあまり守りに入ってしまって良いところなしでした。思考力や経験が豊かな人を相手にやるときは精神的に負けてはいけません。次はこういう戦わずして負けるということはしまい!!それにしても美化委員はあまり私が弱いのでもうゲームをしてくれないのではないかと不安です。
(ダジャレ委員)
【美化委員謹言】
「トラックス」のようなタイルでゲーム性もやや似ているか。深みという点ではそれほどでもないが、でも比較的軽めに楽しめるアブストラクト・ゲームだと思う。王手の段階で妨害されやすいので、複数の勝利条件を目指すようにしなければならないね。